産婦人科医で症状がまったく発見されないにもかかわらず、診察によって内診指、とくに外陰から膣内へ挿入したほうで骨盤の裏側(ダグラス窩ともいう)に、ほかのときにはまったく気づかなかった痛みが認められることがあります。
これはいわゆる内診通というもので、クラミジア・トラコマティスの骨盤内感染のときに、表面には出ないが診察して初めて本人が気づく所見です。
このように、ほとんどわからない感染の状況が発見されることなく放置されたまま、クラミジアに効く薬が投与されないと、感染は静かに腹膣内全体に拡がっていくことになります。
これは「肝臓の表面で増殖した場合」でもご説明したように、やがて上腹部(おなかの上のほう)へも拡がっていって肝臓の表面で増殖を開始します。
こうなると一気に激しい腹痛、それも上腹部(おなかの上のほう)の痛みをおこすもとになります。
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